極東経済のポールシフト。


極東経済のポールシフト 韓国で電力供給が6ヶ月ぶりに増加し、輸入資材が一斉に値上がりしたそうだ。
ということで、韓国の製造業は既に増産体制に入っている。日本は遅れをとってますなぁ。

韓国が生産した物を、どこに輸出しているのかが気になるところ。
中国に輸出していて、中国の消費が伸び始めているということであれば、ジャパンパッシングは避けられないところだろう。

2008年前半までの中国好景気の時に予測したことの一つとして、中国に対して日本が輸出できる体制にするために、日本で一旦ハイパーインフレを起して、日本人の労働力単価を実質引き下げた後に、円のレートも下げて、日本を対中国輸出国にする計画を、アメリカは持っているのではないかと考えたことがあった。

ハイパーインフレを起すことが前提だから、企業は正社員雇用を増やし、政府は国債を増発するだろうと思っていたら、実際にそういう流れだったので、オレってけっこう冴えてるかも! と自惚れたものだった。

が、結果としては大ハズシで、わざわざ手間かけて日本の労働力をいじくるより、元から安い韓国をさらに切り下げて、対中国輸出に使いそうな感じになってきている。

まあアメリカからしてみたら、日本でも韓国でもどっちでも同じようなもんで、便利な方を使えば良いってことだろう。


5年ぐらいの期間だと韓国に生産中心が行きそうだが、10年先だと日本のリストラも進んで使えるようになっているだろうか?

でも、北と南がくっついて統一朝鮮になった場合は、中国と地続きで輸出に非常に便利ということになるし、北朝鮮の労働力はアホみたいに安いから、アメリカその他の金持ちが半島に資金注入するならば、大量生産する工業製品では日本はまったく勝ち目がない。

現在のところ日本が技術独占しているハイブリッド車だったら、日本にも競争力があるが、中国がハイブリッドや電気自動車を選ぶのか、欧州のようにバイオ燃料路線になるのかまだ不明だから、10年後の日本自動車メーカーに競争力があるかどうかはかなり微妙。


豊臣秀吉がイエズス会と組んで朝鮮出兵するまで、中国に近い朝鮮の方が偉くて、日本は朝鮮の植民地みたいなもんだったが(今の日米関係)、ヨーロッパやアメリカと交易するようになり、海に出やすい日本が逆転するようになった。

中国が世界最大のマーケットになり、中国に近い方が有利という状況になると、日本と朝鮮の立場は再逆転するかも知れない。

本当にアメリカがそういうつもりでいるなら、工業では日本は半島にまったく敵わないから、日本は豊富な水資源と好漁場を利用しての農水産国家になるべきだろうけど、日本の農業は既に崩壊していて、日本の漁船は船長だけ日本人で、船員は近隣アジアという状況だから、それも厳しい。

そんなアホな(笑) と思っていると、あっと言う間に取り残されるので、そういう可能性は有ると頭の片隅に入れておいた方が良いとは思う。いざとなった時にコリ行きさんになるのを躊躇ってたらクビ括ることになるかも知れないから。